脾臓(ひぞう、spleen)は脾動脈および脾静脈に介在する臓器である。以下の記述は特に断りがない限り
ヒトの脾臓についての記述である。左の上腹部にあり、上方は
横隔膜に接し内側は左の
腎臓と接している。前方には
胃が存在する。
肋骨の下に隠れており通常は体表からは触れない。なお、
東洋医学でいう
五臓六腑(五臓:肝・心・脾・肺・腎)の一つである「脾」は「脾臓」とは異なっている。五臓の「脾」は主に消化吸収などを担っており、
解剖学的に対応する臓器はむしろ「
膵臓(すいぞう)」である。これは脾臓と
膵臓を別の臓とは考えず、ひとつの臓(脾臓+膵臓=脾)と考えられていたのではないかという説もあるが、正確な理由は現在もわかっていない。膵臓は黄色い組織であるため、
脂肪と考えられて脾臓に膵臓の機能が割り当てられた可能性もある。
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