スナッフフィルム(Snuff film)は娯楽用途に流通させる目的で行われた実際の
殺人の様子が収められた映像作品を指す俗語。スナッフビデオ、スナッフムービー、殺人フィルム、殺人ビデオともいう。
死体映像、
解剖映像、
事故映像、
処刑映像など、撮影者が殺したわけではない映像はこれに含まれない。今まで実際に撮影・流通のために人を殺した映像が収められたスナッフフィルムは現時点(2006年)では表面化したことがなく、
都市伝説や
モラル・パニックに類するものである。しかしホラー映画や小説などの題材としては数多く扱われている。スナッフフィルムという言葉が初めて使われたのは、
1971年に出版されたエド・サンダーソンが書いた
マンソンファミリーを扱った書籍である。その本の中でサンダーソンはインタビューを行っているのだが、そのインタビュー対象者は実際にはスナッフフィルムを見てはいない。その後、知名度を得たスナッフフィルムは、様々な作品の題材に取り上げられている。特に
1975年の『スナッフ』は実際のスナッフフィルムとの触れ込みで公開されたことで有名である。また映画『
ギニーピッグ』は実際のスナッフフィルムだと
チャーリー・シーンによって勘違いされ、
FBIに通報されたというエピソードを持つ。さまざまな殺人者は殺人の様子をビデオに収めている。たとえばドイツの殺人者
アルミン・マイヴェスは殺害の一部始終をビデオに収めている。しかし、これは厳密な意味でのスナッフフィルムに当たらない。なぜなら「娯楽用途に流通させる目的」には当てはまらない為である。
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