電磁波(でんじは)は、
空間の
電場と
磁場の変化によって形成された
波(
波動)のことである。
電界と
磁界がお互いの
電磁誘導によって交互に相手を発生させあうことで、空間そのものが振動する状態が生まれて、この
電磁場の周期的な変動が周囲の空間に
横波となって伝播していく、
エネルギーの
放射現象の一種である。そのため、電磁放射とも呼ばれている。空間そのものがエネルギーを持って振動する現象であるため、波を伝える
媒体となる
物質(
媒質)が何も存在しない
真空中でも伝わっていくと考えられている。電磁波の電界と磁界が発生する振動方向はお互いに直角であり、また電磁波の進行方向もこれと直角である。基本的には
空間中を直進するが、物質が存在する空間では、
吸収・
屈折・
散乱・
回折・
干渉・
反射などの現象が起こる。また、
重力場などの空間の歪みによって進行方向が曲がることが観測されている。
真空中を伝播する電磁波の速度は一定とされ
光速度(約30万キロメートル毎秒)と呼ばれている。一方、物質(
媒質)中の電磁波の伝播速度は、物体の
屈折率によって変化し、屈折率は電磁波の
波長に依存するため、物質中での電磁波の伝播速度は波長によって異なってくる。
Wikipedia.orgをもっと見ると…