ポーランド記法(ポーランドきほう、Polish Notation)とは、
演算子を操作対象の前に記述する記法。前置記法(ぜんちきほう、prefix notation)ともいう。演算子と対象が前後することを除けば
逆ポーランド記法と同じものである。名前の由来は
ポーランド人の論理学者
ヤン・ウカシェヴィチ (Jan Łukasiewicz) が考案したことによる。通常の(中置記法の)数式1 + 2
(0 + 5) × (2 + 3)
は+ 1 2
× + 0 5 + 2 3 または (× (+ 0 5) (+ 2 3))
と書く。括弧を使うのは演算子が不定値をとる場合に範囲を明確にするためである。たとえば、1 + 2 + 3 + 4
を(+ 1 2 3 4)
のようにまとめて書くことがある。ポーランド記法の動機は、演算と演算対象を分離することで式の解釈を明確にすることだった。そのため通常の二項演算を用いる場合は、括弧を使うことなく演算を表記することができる。
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