ヒエログリフ(聖刻文字、神聖文字)は、
古代エジプトで使われた文字の1種。エジプトの遺跡に多く記されている。紀元
4世紀ごろまでは読み手がいたと考えられているがその後使われなくなり、読み方は忘れ去られてしまった。中世を通じてもヒエログリフは多くの人々の関心をひきつけていた。近代に入ると多くの学者たちがヒエログリフの解読に挑んだ。特に有名なのは16世紀のヨハンネス・ゴロピウス・ベカヌスと17世紀の
アタナシウス・キルヒャーである。しかし、彼らのあるものは解読に失敗し、あるものはまったく根拠のない自己流の読み方に走った。ヒエログリフの解読に成功するのは19世紀のフランス人学者
ジャン=フランソワ・シャンポリオンの登場を待つことになる。彼はキルヒャーの収拾した資料を研究し、
ロゼッタ・ストーンの解読を行うことで読み方を解明した。これが突破口になり、その後も研究がすすんだため、現代ではヒエログリフは比較的簡単に読むことができる。
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