ブドウ(葡萄、学名 Vitis spp.)は、ブドウ科 (Vitaceae) の蔓(つる)性植物である。
葉は両側に切れ込みのある15–20cmほどの大きさで、穂状の
花をつける。果実は緑または濃紫で、内部は淡緑であり、房状に生る。大きさは2–8cm程度の物が一般的である。原産は
ペルシアや
カフカス、また
北アメリカであるとも言われる。
日本では
中国から輸入されたヨーロッパ・ブドウ系が自生化して、
鎌倉時代初期に
甲斐国勝沼(現在の
山梨県甲州市)で栽培が始められ、
明治時代以前は専ら同地近辺のみの特産品として扱われてきた(
ヤマブドウは古くから日本に自生していたが別系統にあたる)。北アメリカ原産のブドウはフィロキセラ(Phylloxera、ブドウネアブラムシ)に対する耐性を持つが、これらの根に寄生し宿主と共にヨーロッパ上陸を果たしたこの小さな虫によって、耐性のないヨーロッパの固有種の殆どが19世紀後半に壊滅的な打撃を受けた。 以後フィロキセラ等による害を防止する等の理由で、ヨーロッパ・ブドウについては、アメリカ種およびそれを起源とする雑種の台木への
接ぎ木が頻繁に行われている。
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