γ-アミノ酪酸(ガンマ アミノらくさん)または4-アミノ酪酸(IUPAC名 4-aminobutanoic acid)は、
アミノ酸のひとつで、主に抑制性の
神経伝達物質として機能している物質である。γ-アミノ酪酸には4種類の異性体が存在する。英語名の γ(gamma)-aminobutyric acid の頭文字をとった略称 GABA(ギャバと読む)が一般的に広く用いられている。
脊椎動物の中枢
神経系では、主に
海馬、
小脳、
脊髄などに存在し、また
節足動物・
甲殻類でも神経伝達物質として用いられている。
シナプスでは、シナプス前膜から放出され、後膜の膜上にあるGABAに対する
受容体蛋白質と結合して作用を発揮する。GABAは、脳内で
グルタミン酸のα位の
カルボキシル基が酵素反応により除かれることによって生成される。また、
血液脳関門を通過しない物質であることがわかっており、体外からGABAを摂取しても、それが神経伝達物質としてそのまま用いられることはない。しかし、何らかのプロセスで体に作用し影響を及ぼすようだ。血圧を低下させる作用からか抑制系の反応が現れることもある。また線虫では興奮性の神経伝達物質として機能することも明らかとなった。
Wikipedia.orgをもっと見ると…