力(ちから、
英語 force)という概念を最も一般的に表すならば、二つ以上の対象の間で影響を及ぼしあうような作用があるときのその作用のことである。
力学における、力とは、物体に運動の変化であるところの
加速度を生じせしめるものとして定義される。後で述べるように、このときの加速度と力の比例係数として
質量(慣性質量)という概念が導入される。すなわち、力とは物体(あるいは
場)の間で行われる相互の
運動量の交換を示すものであり、
ベクトル量である。力の時間による
積分(
力積)は物体の運動量の変化量に等しい。つまりは、運動が変化することと力が作用することとは等価である。物理学の世界において、われわれが通常単に力と呼んでいる、力学的な力について現代に通じるもっとも基本的な理解を体系化したのは
ニュートンであるといってよい。
ガリレオ、
ケプラーなど先行する研究は存在するが力学的な力の本質を運動を変化させる働きにあるとし、運動が変化するとはどういうことか、裏返せば運動が変化しないということはどういうことかを現代的視点から体系的に記述した初めての人物である。
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