文化英雄(ぶんかえいゆう、Culture hero)とは、
穀物栽培民文化を背景として、
火や作物の栽培法など人類の役に立つ、有意義な発明や発見をもたらし、人間世界の文化的秩序の設定に寄与したと
神話のなかで描かれる特定の
伝説的人物やある種の動物のことをいう。このような文化英雄は、そういった神話を持つ民族、部族の起源神話の中に登場し、民族、部族の始祖やトーテムとして位置づけられることが多い。神話に登場する文化英雄としてよく知られているのは、
ギリシャ神話の
プロメテウスである。彼は、
ゼウスの意志に逆らい、ゼウスを欺いて、火や穀物を人間にもたらす。その行いに怒ったゼウスは、彼をカウカソス山の山頂に張り付けにし、生きながらにして毎日
肝臓をハゲタカについばまれる責め苦を強いることにした、と神話のなかで描かれる。
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