複葉機(ふくようき)とは、
飛行機において、
揚力を得るための
主翼が2枚以上あるもの。狭義には2枚のものを指し、3枚のものを三葉機、4枚以上のものは多葉機と呼ぶこともある。揚力は速度の2乗、密度、翼面積に比例するが、飛行機の発展当初においてはエンジンが非力で飛行するのに十分な速度を得ることができなかった。そのため機体を飛ばすには翼面積を大きくする必要があったが、当時の翼は布張り木製の構造で強度がなかった為、翼を上下に配置する複葉が使われた。しかし複葉は上下の翼間において流れの干渉が起こるため単純に翼2枚分の揚力は発生しない。また上下の翼をつなぐのに使用されるワイヤーは抵抗が大きく(抗力係数が翼型の数倍~数十倍)速度に影響を与えていた。よって1930年代後半には金属製で強度のある主翼が一枚の
単葉機が一般的となる。
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