進化心理学(しんかしんりがく、Evolutionary Psychology)とは
ヒトの心理メカニズムの多くは進化生物学の意味で
適応であると仮定しヒトの心理を研究するアプローチのこと。
行動生態学や人間
社会生物学、適応主義
心理学等と呼ばれる事もある。ある心理メカニズム(例えば「怒り」)をもつ個体が、この心理メカニズムをもたない他の個体に比べて生存・繁殖の上で優位に立つならば、
自然選択の過程を経て、その心理メカニズムは種全体に広がっていくだろう、と考えるのである。逆に、現在の結果から過去を推測すると、ある
形質が種内の全個体に普遍的にみられる場合、その形質は進化史の中で生存・繁殖の成功に役立つ何らかの機能を果たしてきたと考えられる。この、ヒトの心とは生存や繁殖における成功を目標として自然選択により設計されたコンピュータであるという観点は、実際に多くの心理メカニズムを説明してきている。例えば家族・親戚関係のある側面については
血縁淘汰・包括適応度といった枠組みの中で見事に説明される。(
スティーブン・ピンカー/Steven Pinker氏の一連の著作を参照)。
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