航海術(こうかいじゅつ)とは、
船舶の自位置および方角を算出あるいは推定し、目的地に到達するための最も合理的な進行方向・速度を決定する為の技術の総称である。この技術には様々な手法があり、
方位磁針や
六分儀、
クロノメーター、
海図などを用いる方法、陸地の特徴的な地形を目印にする(山アテ)方法、天体の位置や動き、風向、海流や波浪、生物相などから総合的に判断する方法(いわゆる「
スター・ナヴィゲーション」)などがある。近年ではGPS(
グローバル・ポジショニング・システム)や衛星通信を利用する方法が主流を成すが、水上でピンポイントで漁場の上に船をつけるには、民生用のGPSでは精度が不足するとして、山アテを併用する漁師も多い。また、ポリネシアやミクロネシアでは、民族のアイデンティティのよりどころの一つとして、伝統的な推測航法術を再評価する気運が高まっている。
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