神秘学(しんぴがく、occultism)とは、オカルティズムの訳語の1つ(他にオカルト主義、隠秘学など)。一般に、近代西洋の
神秘主義運動や
秘密結社、魔術結社などの主義、世界観、知識体系やその実践を意味する。オカルティズムの
オカルトとは「隠されたもの」を意味するラテン語に起因する言葉であり、前述の結社などでその伝統が、神的存在から密かに付託され太古から連綿と「隠されて」伝えられてきたものと主張されたことに因む。これらのように「隠されて」きたとされる、非西洋の諸伝承にもしばしば転用される。後にシュタイナーなどによって普遍的概念とすべく自省的に名称が再定義され、直感によって、存在するものと先験的に想定する「超自然的な存在や法則(オカルト)」なるものをとらえようとする技術、および、そういった精神的営みの結果得られた知識体系を指す。
宗教と深いつながりがあり、
哲学や
芸術とも密接に関わってきた。「学」とついているが、一般にいわれる
学問とはその真理に至る認識方法が根本的に異なる。この点については
高橋巌が神秘学の側から『神秘学講義』(角川選書)の中で詳細に論じている。
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