栄養素(えいようそ)とは、
生物が生存したり、
成長したり、子孫を増やしたりするために必要な
物質のこと。
生命を維持するための
エネルギー源や、生体を構成するのに必要とされる
材料、生体内での各種
化学反応に欠かせない物質などである。生物は生命維持活動、即ち
栄養に必要な物質のうち、体内で
合成できないか、または体内での合成のみでは量をまかないきれないものを外部から摂取しなければならない。このような物質をその生物にとっての必須栄養素という。必須栄養素は全ての生物に共通したものではなく、それぞれの
種によって微妙に異なる。例えば、多くの
動物は体内で
ビタミンCを合成できるので外部から摂取する必要はない。ところが、
人間や
モルモットは体内にビタミンCを合成するための
酵素を持っていない。多くの生物にとってビタミンCは必須栄養素ではないが、人間やモルモットにとっては必須栄養素である。また植物では無機塩類としてカリウムは必須であるがナトリウムは生育に必要としないものが大半である。ところが動物は神経系の作動のため、カリウムとナトリウムの両方を必須としている。
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