属州(ぞくしゅう、
ラテン語:provincia)とは
古代ローマが辺境に置いた直轄地のことである。原語プロウィンキアはもともと
インペリウム保持者の担当地域を指し、
第一次ポエニ戦争後に獲得した一人のインペリウム保持者が統治を担当する直轄地を指すようになった。ローマの最初の属州は第一次ポエニ戦争後に
シチリア島に設置した「属州シキリア」で、以降の帝国主義的拡張の中で新たに組み込まれた領土に次々と属州が設置されていった。属州の統治は
コンスルや
プラエトル経験者が
プロコンスルやプロプラエトルといった肩書きで担当し、その下には総督つきの
クァエストルほか数名の官僚がローマから派遣された。しかしながらこの程度の少人数では行政は困難であるため、属州総督は通常私的な下僚を抱えていた。
Wikipedia.orgをもっと見ると…