天然樹脂(てんねんじゅし)は、樹皮より分泌される
不揮発性の
固体または半固形体の
物質のことである。もともと単に
樹脂といえば天然樹脂のことを指していた。 しかし
有機化学の発達により、天然樹脂とはまったく化学的に別種の物質であるが、それと良く似た性質を持つ物質が
合成されるようになった。 そこで従来から樹脂と呼ばれていたものを天然樹脂、化学的に作られるようになったものを
合成樹脂として区別するようになった。植物から得られる不揮発性の固形物質としては樹脂以外に
蝋と
油脂がある。 これらはそれぞれ成分が異なり、それによって区別される。 樹脂は主に樹脂酸といわれる
カルボン酸とその
エステルからなる。 樹脂酸はピマル酸などのジテルペンに属するものと
安息香酸や
ケイ皮酸などの
芳香族カルボン酸に属するものに大別される。
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