大乗仏教(だいじょうぶっきょう、Mahāyāna Buddhism)は、伝統的に、
ユーラシア大陸の中央部から東部にかけて信仰されてきた
仏教の分派のひとつ。自身の
成仏を求めるにあたって、まず苦の中にある全ての生き物たち(
一切衆生)を救いたいという心(⇒
菩提心)を起こすことを条件とし、この「
利他行」の精神を大乗仏教と
上座部仏教(=部派仏教、俗称「小乗仏教」)とを区別する指標とする。大乗という語は、般若経で初めて見られ、一般に大乗仏教運動は
般若経を編纂護持する教団が中心となって興起したものと考えられている。また、
声聞の教え、すなわち上座部仏教の中で特に当時勢力を誇った
説一切有部を指して大乗仏教側から
小乗仏教と呼んだと考えられているが、必ずしもはっきりしたことは分かっていない。なお思想的には、大乗の教えは
釈迦如来入滅の約700年後に
龍樹(ナーガールジュナ)らによって理論付けされたとされる。
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พุทธศาสนานิกายมหายาน