レオナン(または
ラテン語でレオニヌス, Leonin または Leoninus)は、ポリフォニックな
オルガヌムの作者として、歴史上最初に名を残した人物。
12世紀に
パリの
ノートルダム大聖堂で活躍した。ノートルダム大聖堂に学んだ
イングランド出身の音楽理論家「第4の無名氏 Anonymous IV 」によると、レオナンは『オルガヌム大全 Magnus Liber 』の著者であるという。『オルガヌム大全』は、クラウズラ(
グレゴリオ聖歌の
メリスマ的な部分を、速度を大幅に落として
定旋律に利用し、その上声部に速い動きの対旋律をのせて作られたポリフォニー音楽)に捧げられている。恐らく最初にリズム・モードを用いた作曲家で、そのための記譜法を発明した人物とも見なされている。『オルガヌム大全』は、典礼上の用途のために作成された。「第4の無名氏」によると、「レオニヌス師は最上のオルガヌム作曲家である。『オルガヌム大全』は、典礼のグラドゥアーレや
アンティフォナのために書かれた」。また、「レオナンの作品を大幅に改良して、拡大させたのが、後世の作曲家
ペロタンである」という。
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