ヤード・ポンド法は、
英語圏諸国で使用されている
単位系である。「ヤード・ポンド法」という名称は、長さは
ヤード、質量は
ポンドを基本となる
単位としていることによる日本での名称で、和製英語のようなものである。英語では、
イギリスの大英帝国時代に定められたことからImperial unit(帝国単位)と呼んでいる。
アメリカ合衆国で使われている単位系は(米慣習単位)といい、歴史的経緯により同じ単位名称でも値が異なるものが使用されている。本項では、イギリスの帝国単位とアメリカ合衆国の米慣習単位の両方について説明する。ヤード・ポンド法は、西洋で古代から使われ変遷してきた単位の延長線上にあるものである。すなわち、イギリス以外のヨーロッパ諸国でも、かつてはヤード・ポンド法と発祥を同じくする、それと似たような単位(ただし名称は言語により異なる)を使用していた。それらの国は早いうちに
メートル法へ完全移行したため、20世紀までには、ヤード・ポンド法およびそれに類する単位系を常用する国は、主要国ではイギリスとアメリカ合衆国くらいとなった。
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