モース硬度(モースこうど)は、主に
鉱物に対する
硬さの尺度のこと。硬さの尺度として、1から10までの
整数値を考え、それぞれに対応する標準物質を設定する。ここでいわれている「硬さ」とは「あるものでひっかいたときの傷のつきにくさ」であり、「叩いて壊れるかどうか」の堅牢さではない。そのため、ダイヤモンドは最も硬いといわれるがハンマーで叩くことによって砕けることもある。また、これらの硬度は相対的なものであるため、モース硬度4.5と示されている2つの鉱物があったとしても、それらは同じ硬度とは限らない。蛍石で引っかくと傷がつかず、燐灰石で引っかくと傷つくということを示すのみである。数値間の硬度の変化は比例せず、硬度1と2の間、9と10の間の硬度の差が大きいことも特徴的である。一見すると不便な見分け方のようでもあるが、実験室のような分析装置のない野外においては、鉱物を同定するために役立つ簡便で安価な方法である。
Wikipedia.orgをもっと見ると…