インドのアウトカーストとしてのヒジュラ インドにおける
去勢者集団。アウト
カーストな存在で、
女装して、
宗教的
儀礼に携わることにより生活している。その総数は、何万人とも何十万人とも言われるが、実数は不明である。ヒジュラとは、ウルドゥー語で「半陰陽、両性具有者」を意味し、実際
先天性半陰陽の者もいると言われているが、ほとんどは
青年期以降に自らの意思でヒジュラの集団に加入し、そこで
完全去勢を行った者たちである。ヒジュラの集団は、通常は3人から15人ほどで、ひとつの家族のように生活している。リーダーはグルと呼ばれ、構成員はお互いを女性名で呼び合う。ヒジュラは聖なる存在として、
ヒンドゥー教の寺院で聖職者の役割をしたり、一般人の家庭での新生児の誕生の祝福のために呼ばれる一方で、
カルカッタや
ニューデリーなどの大都会では、
男娼として
売春を生活の糧にし、不浄のものと軽蔑されている者もいる。ヒジュラの
去勢手術はニルヴァンと呼ばれ、ヒジュラの仲間の手により、麻酔、止血、縫合など一切なく、原始的な方法で行われる。しかし最近では、病院で医師の手により
全除精術を受ける場合もあるという。
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