バンド理論(バンドりろん、Band theory)は、周期的な原子配列、分子配列を持つ物質、特に結晶中の
電子の状態を
量子力学を用いて記述する理論の一つで、通常は、 結晶中の電子のエネルギーと、その(電子の)波数の関係を表す関数 を計算する手法全般を指す。 バンド理論においては、この、『エネルギーと波数の関係 (分散関係)』を、エネルギーバンド(
バンド構造)と呼ぶ。
ブロッホの定理によると、結晶中の電子の
波動関数(結晶中の電子の
電子状態)は、
波数と呼ばれる
量子数によって指定される。このことが、エネルギーと波数の関係式が原理的に書き下せることを保障している。ここで、の式から、波数とエネルギーが同時に決まってしまい、一見『
不確定性原理と矛盾しそう』に見えるが、ここでいう
波数が必ずしも
運動量の意味を表しているわけではないので、そのような心配はない。
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