サハリン州(Сахалинская область, Sakhalinskaja oblast')は、ロシア連邦の連邦構成主体のひとつ。サハリン島(樺太島)とクリル諸島(千島列島)を管轄し、極東連邦管区に属する。州都はユジノサハリンスク。面積は87,100km2、人口は546,695人(2002年)。宗谷海峡、オホーツク海を挟んで日本の北海道に接しており、日本との経済的な結びつきが強い。主な付属島嶼にモネロン島(日本名は海馬島)があり、1983年9月1日に発生した大韓航空機撃墜事件のあった舞台としても有名である。サハリン島の南部(南樺太)およびクリル諸島(千島列島)全域は、第二次世界大戦以前は日本領であった地域であり、日ソ中立条約を破棄してソビエト連邦が侵攻した。現在でもロシア連邦が実効支配している。そのうち、南クリル(南千島、「北方領土」)については、日本政府は日本固有の領土であるとして返還を強く求めており領有権を巡って係争となっている。その他日本が領有権を放棄した地域については日本政府は「ソ連・ロシアが条約に調印しておらず国際法上は所属未定」との立場を取っている。なお、日本政府による積極的な返還要求が南千島のみであるのに対し、日本共産党は樺太・千島交換条約によって合法的に日本の領土とされていた歴史的経緯を根拠に、北千島を含む全千島列島の返還を主張すべきという立場を取っている。
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