クォーク(quark)とは、
ハドロンを構成する
素粒子である。クォークという名称は、モデルの提唱者の一人
マレー・ゲルマンにより、
ジェイムズ・ジョイスの小説『
フィネガンズ・ウェイク』中の鳥の鳴き声「quark」から取って付けられた。これを「クオーク」と表記する人もいるが、学術用語集物理学編によれば「クォーク」が正しい。クォークモデルが確立するまではハドロン(強い相互作用を行う粒子)が素粒子と考えられていた。しかし、新たなハドロンの発見が続くにつれ、それより小さい構成要素による構造を仮定せざるを得なくなった。現在では、ハドロンは、6種類のクォークと
グルーオンという素粒子から構成されるものとして考えられている。しかし、我々が生活する通常の温度・密度ではハドロンの中にクォークは閉じ込められており、単独で取り出すことは不可能であるとされる。
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