アイヌ語(アイヌご)とは、
アイヌ(アイヌ民族)の
言語である。「アイヌ」とはアイヌ語で「人間」という意味である。主に
北海道や
樺太、
千島列島のアイヌを中心に話されている(あるいは、いた)言語。元来アイヌ語は音声による口承をもってのみ語り継がれてきたものとされ、言語として特定の
文字で表記する方法は定まってはいなかった。アイヌ語の文字による記録は、16世紀以降、西洋人によってローマ字やキリル文字で書かれたものや、和人によってカナで記録されたものにはじまる。明治以降は、イギリス人宣教師のジョン・バチェラーや、和人の研究者・金田一京助らによって、まとまった形で本格的に記録されるようになった。また、明確に記録をたどれる範囲では、大正時代にアイヌ自身が
ローマ字などを用いてアイヌ語を書き残したのが始めとされている。地方によって多くの
方言がある。
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